アスカ見参をWindows10で動かそうとすると、以下のダイアログが出て起動できません。
管理者権限で実行しても起動できるわけではなく、SafeDiscのチェックに失敗した際に出るエラーメッセージです。
アスカ見参起動時の処理には、SafeDiscを使用したチェックがあります。
SafeDiscのを使用したチェックには、「Security Driver」ドライバサービスが必要です。
「Security Driver」ドライバサービスを使用するには、サービスが開始している必要があります。
「Security Driver」ドライバサービスの実体のファイルが「secdrv.sys」です。
「secdrv.sys」はMacrovisionが開発し、以前のOSではWindowsインストール時から組み込まれていました。
「Security Driver」ドライバサービスによってコピープロテクトが実現できるが、潜在的なセキュリティリスクもあったためWindows10にはインストールもされず、以前のOSもUpdateで無効化されてしまいました。
個人的にはWindowsXP→Windows8→Windows10で移行したため仮想環境で確認したレベルですが、すべてのUpdateを適用した場合でもサービスはなくなっておらず、起動時にサービスが開始していないだけなのでコマンドでサービスを開始すれば簡単に起動できました。(セキュリティリスクはなくなりませんが…)
Windows10では結構長い道のりで実行させることができます。(テストモードでですが)
上記の方法は、今なら適当に検索してもそれなりに方法が書いてあると思います。
AsfPc.exeと同じフォルダにd3d8.dllを置いてAsfPc.exeを起動するだけで何も設定することなくアスカ見参が起動できます。(ランタイムのインストールは必要ですが)
やっていることは、「Security Driver」ドライバサービスを呼び出させずに、エミュレートしているだけです。「Security Driver」ドライバサービスを使用しないため、上記ドライバ云々の話は何もする必要はなく起動できます。AsukaLibとの共存はできませんので、追々必要な機能は追加していくかもしれません。
Visual Studio 2013 の C++ で開発したため、上記のランタイムをインストールする必要があります。起動する際に以下のダイアログが出る場合はインストールが必要です。